トントン叩く理由は?

たまに、「最後にトントン叩くけど、意味あるの?」と言う質問を受けます。

美容院や理容室に行くと最後に、「パン、パン、パン」っといい音させてやってくれる事があると思います。音はいいけど、音を鳴らす意味があるのか疑問に思う人もいるんだと思います。

「叩く」と言う施術は、基本の手技の一つになります。





6つの基本手技





エステで行うオイルマッサージには、軽擦法、強擦法、揉捏法、打法、振動法、圧迫法と6つの基本手技があります。按摩とは少し基本手技の数は違うと思いますが・・・





最後にトントン叩く施術方法は、「打法」になります。





打法は、リズミカルに軽く叩きます。

リズミカルな振動が筋肉のコリをほぐし、血液循環、新陳代謝を促進させます。また、叩くスピードによって、神経を興奮させたり、落ち着かせたりする作用があります。

運動前は、軽く速いスピードで神経を興奮させ、運動後は、遅く強めに叩いて神経の興奮を落ち着かせると言う作用があります。





邪気を払う

私は、霊感がないので何ともいえないのですが・・・

タイ古式マッサージを習った時に、最後叩く事で「悪い気を出す」と言う事を先生から聞きました。悪い気を出す事で、施術者にも受け取らないようにすると言う意味合いがあるそうです。

これは、人やお国柄にもよると思いますが、昔からのおまじない的な事もあるのかと思います。


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